医師アルバイトの実際

医師アルバイト・専門学校講師はニッチ

医師アルバイト・専門学校講師はニッチ


医師 転職

医師 転職

先生は専門学校の医師のアルバイト求人をご覧になったことはありますか?医師アルバイト市場ではほとんど見かけることのない、非常にニッチな分野と言えます。私は親しかったコメディカルからの依頼がきっかけで専門学校の非常勤講師を経験しました。半年間、週一回90分の講義を行いました。ペイは悪くなかったのですが、講師という業務が好きになれず、
「俺は教官には向いていない。大学に残ってもダメだ。」
「臨床医として勝負するしかない。」
と確信させてくれた場でありました。もう10年近く前、大学院の最終学年の頃でした。その後学位を取り、お礼奉公をして、現在に至ります。

さて、当時私が登録していた紹介会社数社では、専門学校求人に医師を紹介しているコンサルタントは私が知る限りはいませんでした。専門学校求人はもともと求人数が少ない分野です。しかも、専門学校にパイプがない、求人開拓できない、他の非常勤に比べ売上が上がらないなどの事情で、積極的に取り扱うコンサルタントは少ないのが実情です。私の場合は、親しいコメディカルからの依頼だったので、断れずにやっていただけです。

話の流れがネガティブな方向に向かってしまい、申し訳ございません。でも、嫌いなものは嫌いだから仕方ないでしょう。嫌いな先生は避けて下さい。逆に教え好きの先生にはお勧めです。

最近、エムスリーにログインしていると、メディカルコントリビューター事務局というところからやたらとアンケートが来ませんか?医療記事ライティングのアルバイトや専門学校講師のアルバイトを振りたいようです。先述のように私はこういうのが好きではないので断っていますが、好きな先生は登録しておくと良いでしょう。せめて、製薬会社の講演会程度の報酬があれば良いんですが。

さて、専門学校の非常勤求人にご興味をお持ちの先生は求人探しのポイントと、勤務時のポイントをぜひ押さえておいてください。

専門学校 求人探しのポイント

探し出す時期は夏頃から

専門学校の求人は新年度開始の案件が多いです。そして、新年度のカリキュラムは夏以降から作成が始まり11月~2月頃に講師を当てはめていく場合が多いです。なぜ、夏以降からお探しするのが良いかというと「こんな先生がいますよ」と専門学校側に予め提案しておけるからです。そうすると、募集が出そうな場合に早いタイミングで専門学校から御連絡いただけます。そして、先生の希望曜日を鑑みた上での提案をしていただける可能性があります。先手を打っておくことが重要なのです。冬から探し始めても間に合わないこともないですが、より確実に取りに行きたい場合は夏頃からの方が確率が高まります。

とことん付き合ってくれるコンサルタント選び

冒頭に申し上げた通り、専門学校の求人は少ないです。求人開拓も必要になります。もし親しいコンサルタントがいれば、その方に予め声をかけておくことをオススメします。親しいコンサルタントがいない場合は、コンサルタント選びが重要になります。コンサルタント選びについては以下3点をご参照ください。

・非常勤専任のコンサルタント

常勤も非常勤も担当しているコンサルタントですと、常勤の方が売上の比重が大きいので、対応もそちらに傾きがちです。非常勤専任のコンサルタントの方が、難しい条件でもしっかりと追ってくれる可能性があります。

・相談メールを送ってみる

医師紹介会社をいくつかピックアップしたあとは、医師紹介会社のメールアドレスへ直接メールを送ってみてください。件名は「求人の相談」本文は「専門学校の求人の相談&希望条件の記入」でOKです。もちろん、すぐに求人を提案されることは、ほぼないはずです。「求人があった際に声をかけます」や「今はありません」や「最初に条件を詳しく教えてください」など、会社によって対応も様々です。その時の対応をみて、どの紹介会社へお願いするか決めればいいのです。良い会社があれば、複数に依頼してもいいですが、声をかけすぎると同じ専門学校へ何社もアプローチしてしまうかもしれないので、せいぜい2社くらいがいいと思います。

・指名で依頼をする

見ず知らずのコンサルタントでも、先生のために頑張ろうと思わせる魔法のスイッチがあります。それは「指名」で問い合わせメールを送ることです。通常は指名で依頼が入ることは、サイトの機能などを利用しない限り、ほぼありません。自分を指名して頼んでくれたということで、コンサルタントは「期待に応えたい」と通常より頑張ってくれる可能性があります。

専門学校 勤務時のポイント

一方通行の授業はNG

専門学校の授業で重視していただきたい点は「講演会になっていないか」という点です。話している内容に学生がついてきているか、ついてきていないなら、質問やワークなどを挟んで、場を温める工夫が必要になります。先生方はいつも患者さんとお話しされていると思いますし、学会発表やカンファで話すのも慣れていらっしゃるでしょう。専門学校で求められる話し方は、学生に伝わっているかという点です。当然ながら「独演会」状態は絶対にNGです。

先生御自身の学生時代を参考にしない

医学部の学生は勉強することに慣れていますが、専門学校の学生は勉強が苦手な場合も少なくないのです。授業への集中力が途切れる学生もいるかもしれません。授業に関する理解度や感度を、先生御自身の学生時代を参考に考えてしまうと、虚しく感じられる可能性があるのです。そして、その虚無感が深刻化すると先生のモチベーションが下がってしまいます。先生御自身の学生時代のことを参考にせされず臨まれることをお勧めします。

授業前に事前準備が必要になってくる。

デメリットかもしれませんが、医療機関でのアルバイトと大きくことなるのが事前準備の必要性です。医療機関でアルバイトを開始する際、多くのケースでは採用決定から勤務開始までの間に医療機関へ足を運ぶ必要はありません。専門学校の講師の場合は、授業方針や教材の確認が必要なため、事前準備のために来校を求められる場合があります。当然、無給です。個別に事前準備を実施する場合もありますし、全体で実施する場合もあります。出席が難しい場合については、電話で対応してくれる学校もありますので、その際はご相談されてみてください。専門学校の求人は、事前準備も含めると決して割りの良い求人ではありません。しかし、普段とは違う「先生」を経験できる良い機会にはなるかもしれません。

-医師アルバイトの実際
-, ,

© 2021 医師紹介会社ランキング| 医師求人転職サイトの比較と口コミ