産業医になろう

嘱託産業医のアルバイトを始めたい先生。9時5時で1500万円を超える収入を専属産業医で確保したい先生。まずは産業医になることから始めましょう。

労働安全衛生法には、

「産業医は労働者の健康管理等を行うのに必要な医学に関する知識について厚生労働省令で定める一定の要件を備えた者でなければならない」と規定されました(安衛法第13条第2項)とあります。

一定の要件とはどんな要件でしょうか。
(1) 厚生労動大臣が定める産業医研修の修了者。 これに該当する研修会は日本医師会認定の産業医学基礎研修と産業医科大学の産業医学基本講座があります。
(2) 労働衛生コンサルタント試験(試験区分保健衛生)に合格した者。
(3) 大学において労働衛生を担当する教授、助教授、常勤講師の職にあり、又はあった者。
(4) 厚生労働大臣が定める者。

(2)-(4)に当てはまらない方がほとんどだと思いますが、そういう先生は日本医師会が認定した産業医研修会(基礎研修会)を受講すれば良いのです。
基礎研修会には次のような種類があり、それぞれに掲げる単位数以上を取得すること が必要です。このため、産業医研修の開催案内に示される取得できる単位の種類、単位数を確認して申込みと受講をしてください。

前期研修:14単位以上
基礎研修会 実地研修:10単位以上
後期研修:26単位以上
合計50単位以上

上記の単位を取得することにより、日本医師会認定産業医制度に基づく「認定産業医 」の資格が得られ、同時に法令に定める産業医の要件を備えたことになります。

なお、単位の取得は60分の研修が1単位(0.5単位ごと)ですが、1回の産業医研修で取得できる単位数はまちまちです。通常は1日の産業医研修で取得で
きるのは1~数単位ですが、産業医科大学(北九州市)をはじめ一部の大学医師会では6日間程度で50単位を一括して取得できる研修会を開催しています。

①地方の医師会などが主催する通常の研修会に地道に参加して単位を貯める。
1回あたりの単位数は数単位と少ないので、50単位を貯めるにはコツコツ通う必要があります。1年程度は要するとみた方が良いでしょう。

②産業医科大学や自治医科大学が主催する産業医研修会に参加する。

どちらも短期間で必要な単位を取得可能なため人気があります。その代わり、6日間缶詰にされて結構辛いです。それだけの時間を確保できる方はよいのですが、人気のため先着順です。残念ながら参加できない場合もあります。

産業医研修の情報源

産業医研修は、次のような情報源を参照し、その情報源に掲載している申込み方法に よって申込みを行い、受講してください。
1. 日本医師会雑誌:毎月2回発行されており、原則として偶数月の15日号に、2~3か月後までに開催される産業医研修の案内が掲載されます。
2. 日本医師会ホームページ
3. 都道府県医師会報:医師会により掲載の有無、掲載方法等が異なります。会報とは別に産業医研修情報の冊子を作成し、配布している医師会もあります。
4. 都道府県医師会報ホームページ
5. 財団法人 産業医学振興財団ホームページ:財団法人 産業医学振興財団が開催する産業医研修の案内を掲載しています。
6. 産業医学ジャーナル(年6回発行)、産業医学プラザ(年2回発行):財団法人 産業医学振興財団が開催する産業医研修の案内を掲載しています。
7. 都道府県産業保健推進センター情報誌:センターによって情報誌の名称が異なるほか、産業保健研修という名称を使用している場合があります。単位取得の有無・その種類と単位数について確認のうえ、申込み・受講をしてください。

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