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医師紹介業への新規参入増加の原因は景気の長期低迷による一般企業の求人減にあり

医師紹介業への新規参入増加の原因は景気の長期低迷による一般企業の求人減にあり

11月3日の日本経済新聞に下記のような記事が掲載されました。
リクルートに続きインテリジェンスと、医師専業でない人材紹介会社の参入が続いています。その背景には景気の長期低迷による一般企業の求人減があるようです。一般求人市場だけでは経営が厳しいので、景気に左右されにくいとされる医療系の人材紹介業に参入しているようです。 医師紹介、看護師紹介、薬剤師紹介などに各社が相次いで参入する背景にはこのような事情がありそうです。

医師紹介会社の手数料はおよそ20%ですが、一般企業向けは約30%ともっと高い水準なんですね。

人材各社、医療系に力、求人の伸び着目、紹介手数料は低水準。
2010/11/03 日本経済新聞 朝刊

人材サービス各社が看護師や医師など医療系の人材紹介事業に力を入れている。リーマン・ショック以降、ホワイトカラーの紹介が縮小するなか、看護師など医療系の求人の伸びに目を付けた。リクルートやインテリジェンスなど大手が相次いで参入、人材の獲得競争も激化している。
「バラ色の業界」。ディップが10月中旬に開いた決算説明会で、冨田英揮社長は看護師の求人状況をこう表現した。昨年9月に専門の求人情報提供サービス「ナースではたらこ」を開始、売り上げも順調に拡大しているという。
リクルートの子会社で医師の紹介を手掛けるリクルートドクターズキャリア(東京・中央)は2009年5月から看護師の紹介も始めた。人材紹介大手のインテリジェンスも09年7月に看護師と薬剤師、今年10月から医師の紹介事業を始めた。
大手各社が参入する背景にあるのが一般企業系の低迷だ。インテリジェンスは「中途採用の成約数はリーマン・ショック前のピーク時に比べて2分の1」。ディップも人材派遣の求人情報サービス「はたらこねっと」の売上高が第2四半期累計(3~8月)で前年同期比約4割減となった。
景気悪化で求人が急減した一般企業系に比べ、医療系は景気に左右されない市場として各社が注目した。厚生労働省の有効求人倍率をみると、9月は全体が0・52倍(季節調整なし)。一方、看護師(保健師・助産師を含む)は2・44倍、医師(歯科医師・獣医師・薬剤師を含む)は5・37倍と高水準だ。
看護師紹介事業の場合、06年の診療報酬改定で、看護師を多く配置する病院が入院基本料を多く受け取れるようになったこともあり、「求人が増え、紹介が追いつかない」(ディップ)。
だが、紹介手数料は高いわけではない。看護師や医師らの紹介手数料は予定年収の20%が一般的。一般企業向けが30%程度なのに対し低い水準だ。医療系専業の紹介会社が20%程度で相場を形成するなか、「後発で手数料を上げるのは難しい」(ディップ)というのが実情だ。
人材の獲得競争の過熱で、募集にかかるコストも上昇している。ディップは「ナースではたらこ」のテレビCMを10月から始めるなど、今期の宣伝広告費は前年の2倍となる見通し。コスト増加が「今後の経営上のリスクになりかねない」(リクルートドクターズキャリア)との声も出ている。
各社は登録した人材が企業に採用される「採用決定率」を上げることで利益を出すシナリオを描く。「看護師の場合、厳しい職場環境もあって、離職率は高く、求人需要も多い。採用決定率は一般企業向けに比べて高く、手数料の低さをカバーできる」(インテリジェンス)。ただ、競争激化は必至で、医療系市場が今後も人材各社にとってバラ色であり続ける保証はない。

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