医師紹介会社総論

医師紹介会社の手数料について

医師紹介会社の手数料について

医師 転職

医師 転職

医師紹介会社の手数料は、医師を招聘したい医療機関に医師を紹介する際にいただく手数料のことです。

法的に申しますと、民間会社から医療機関に医師を紹介することは人材派遣業ではなく有料職業紹介事業にあたります。医師は労働者派遣のできない業務に含まれているため、一部条件を除き医師の派遣は労働者派遣法で禁止されているのです。ここを突破しようとしている医師紹介会社もありますが。何より、医師不足に悩む医療機関が多数ある現状を反映した、「医師の売り手市場」の現実があることが追い風になっています。そのため、医師の登録数をどれだけ増やせるかが医師紹介会社の重要課題になっています。医療機関から得る医師紹介料が彼らの利益の源泉です。医師に紹介手数料を求める会社は原則としてありません。職業安定法第三二条の三で「有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない」と記載があります。例外として「手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる」とありますが、医師紹介会社でこれを適用している会社無いと考えられます。

医師紹介会社の手数料は医師の給与の20%が主流です。

産業医紹介会社は40%-50%程度取っている所が珍しくありませんし、スポットの場合の手数料は10%程度に抑えられることもあります。常勤転職、定期非常勤が20%であるとお考えください。しかし、20%より高い医師紹介会社も存在します。料率が35%と高く、しかも、定期非常勤なら1年で終わりなのが普通なのに永遠に取るという・・でも、そのような会社は今後淘汰されていくでしょう。なぜなら、医師紹介業に参入する会社が多過ぎるあまり、今後は医師紹介手数料率は下がらざるを得ないという見通しがあるからです。しかし、もっと長いスパンで見てみましょう。淘汰が進んで寡占が勧めば、将来的には手数料上がっていく可能性もあります。寡占が進むとどうなるか。医療機関がガリバー医師紹介会社に媚びるようになります。既に、紹介してもらう医師数を増やすために、医療機関側から手数料率UPを提案される医師紹介会社もあるようです。

医療機関の採用担当者の視点に立てば、なぜ手数料は20%なんだろうと疑問に思われるものしょう。医師を採用しようと交渉していく過程で、手数料を下げて欲しいと切に願った経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。少しでも経費削減に努めようとするのは当然のこと。そもそも20%の医師紹介料は高過ぎる、そんな声が方々から出ています。何でそんなに高いのか??

医療機関の経営環境が厳しさを増すなか、医師を集められなければ倒れてしまうという切実な問題がある中、そんな法外な手数料を払っている場合か!という怨嗟の声は小さくないのです。医療機関は医師紹介会社を肥えさせるために医療を提供しているわけではないのですから。

医師紹介会社の高コスト体質に原因がある

医師医師会社は登録医師数を増やすため、リスティングやターゲティング、SEO費用を初め、エムスリーや日経メディカルへお金を払って求人を掲載し、登録医師を獲得しますが、その費用が嵩みます。会社により異なりますが、医師のに登録してもらうための代償は看護師の2-3倍程度高いです。また、エントリーがあっても、実際には入職に至らなければ、利益は発生せず費用だけ垂れ流しの状況です。エムスリーを介して医師からの問い合わせから入職決定となる割合は、5割に遠く及ばない状況です。良くて3~2割前後、ひどい時には1割位でしょう。医師の給与は確かにマシな方ですが、労働者の人口で考えた場合、医師は319,480人(2016年厚労省/施設・業務の種別にみた医師数)、看護師は1,634,119人(2015年看護協会/就業者数)です。医師紹介会社が増えてきたとはいえ、医師は医局や知人を通して転職されることも多いという、他の職種とは異なる特徴もあります。このような、医師の希少性が医師を捕まえるコストが高くなるひとつの要因です。医師のエントリーを獲得するには、まずは求人の依頼を医療機関から獲得する必要があります。現状では、医師が入職して初めて費用を請求できる「成功報酬型」を適用している会社が多いです。当然、医療機関側は医師が入職するまでは、一切費用は掛かりません。一方、紹介会社側は医師が入職せずとも、求人を獲得するために、病院に連絡したり、訪問したり、求人票をサイトへ掲載したり、医師とメールや電話をしたり面談したり、面接へ同行したりします。事務やシステム担当者も必要です。零細な医師紹介会社ですと、事務は営業が兼任し、集客はエムスリーや日経に依存する会社もあります。医師紹介会社側は社員を完全歩合制で雇用できれば負担は減るかもしれませんが、そのような形態の会社はほぼありません。つまり、入職が決まっても決まらなくても社員の給与は固定費としてのしかかってきます。優秀な人材を確保する、もしくは、勉強会などを奨励し良い人材を育成する、となると人件費もそれなりに嵩みます。医師の紹介手数料は、広告費と人件費の発生・他社との兼ね合い・医療機関側へある程度の理解をいただける数字であるという理由から、現状20%で落ち着いているのではないかと考えられます。

-医師紹介会社総論
-, ,

© 2021 医師紹介会社ランキング| 医師求人転職サイトの比較と口コミ