初期研修

初期研修を中断した研修医の落ち延びる先

初期研修をドロップアウトした初期研修医の落ち延びる先

初期研修医ドロップアウト

初期研修医ドロップアウト

大学病院をはじめとする臨床研修指定病院は研修医を一人前に育てあげることがその目的の一つである。ところが、研修医がどうなろうと知らぬ存ぜぬを決め込んだり、伸びるヤツは黙っていても伸びるから放っておけ、ダメなヤツは手間暇かけても無駄だから放っておけ、というような投げやりな空気が支配する施設も少なくない。医学部の高学年はそのような事実を念頭に、マッチングに臨むべきだ。後で後悔しないように。マンパワーに余裕のある一部の人気臨床研修指定病院を除けば、初期研修医に手取り足取り一から教えるようなことはしないと考えておくべきだ。ギリギリの人員で回しているブラックな臨床研修指定病院では、初期研修医のことなどにかまっていられない。診療報酬を稼いで、病院経営を維持していくことで頭がいっぱいなのだ。医療の世界も経営が成り立たねば存続できない。診療報酬を稼いで、納税して、なおかつ職員に給料を払える状況を維持する必要があるのだ。

無能な初期研修医は疎まれる

そのような臨床研修指定病院にいる無能な初期研修医は悪である。徹底的にお客様扱いされるか、無視される。パワハラで訴えられたらかなわないので、さすがに弾圧されることはないが。ソフィスティケートされたネグレクト、というのが妥当であろうか。初期研修を開始して間もなくの間はどんな研修医であれ、丁寧に教えてもらうものだ。有能な者は間もなく自立するものだ。ところが、延々と他人頼みで、他人に指示されて治療し、教えてもらって処方薬を書くだけ。言われたことはするが、言われなければ何もしない。自分で考えて行動するということがない。PHSで呼ばれれば病棟に来るが、そうでなければいつまでも研修医部屋に篭もりきり。そんな無能な研修医は要らない。程なくして疎まれるようになる。指導医も迷惑に感じている。る。紳士的な指導医ならば辛抱強く指導してくれるが、医師不足の深刻な臨床研修指定病院ではそのような甘い指導医は少ない。そのうち苦言を呈されるようになる。無能な初期研修医ほど自分を買い被っているから、なぜ自分がそのような目に遭うのか理解できない。やがていたたまれなくなって辞めていく。質の悪いことに、自分が悪いから身を退くのではなく、被害者意識を持って、である。こうして無能研修医という烙印が押されることになる。

無能な研修医の烙印

このようにして、一旦無能な研修医という烙印を押されてしまうと見捨てられることになる。他の研修医も皆必死である。自分のことをこなすので精一杯なのである。堕ちていく無能研修医に手を差し伸べてくれる仲間などそういるものではない。二度と見向きもされない。研修を勝手にドロップアウトして良いわけはない。初期研修は義務であるから、何がなんでも、石に齧りついてでも満了しなければならない。他の抜け道はない。臨床医をするつもりが最初からないのなら良いが、保険診療をしたいのなら、ドロップアウトした初期研修医の落ち延びる先は皆無だ。

ドロップアウトした研修医に逃げ場はない

繰り返すが、ドロップアウトした初期研修医に逃げ場はない。
「医師免許さえあれば、生きていける。」
そのような希望的観測は通用しない。どこか自分を迎えてくれるところがあるに違いない、そんな甘い考えは捨てることだ。アンダーグラウンドな世界に入って、医師免許が危うくなるような生き方をすれば別だが、お勧めできない。アンダーグラウンドな世界とはどんな世界か。一例をお示ししよう。

個人経営の病院の中には確信犯的に悪行を重ねてるところがある。数合わせのために無能な医師を揃えて「診察」させているようなところだ。ベテラン看護婦さえいれば、治療は適当に誤魔化せる。書類上医師の頭数を揃え、あとは院長がいれば病院の経営は何とかなる。患者にとっては迷惑千万な話だ。経営が上向いてマトモな医師で頭数が揃えば用済みだ。実際の治療内容といえば、患者は錬金術の素材に過ぎず、金にならない患者は切り捨てられる。最初から優秀な臨床医を育てることなどは毛頭考えていない。ドロップアウトしてもそんな病院しか拾ってくれないだろう。だから、初期研修医はドロップアウトしてはいけないのだ。

初期研修を中断する手続きをして、別の臨床研修指定病院で研修再開をすべきだ

それでは、どうすればよいのか。正しい手続きをして、研修中断→再開をすることをお勧めする。現在の臨床研修指定病院で初期研修を中断し、別の臨床研修指定病院に移って研修を再開するのだ。そうすれば先生の経歴に傷をつけることなく、無事に初期研修を満了できる。しかし、多忙な初期研修医が自力でこれをやるのは難しいだろう。


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